クロスインデックスの通訳・翻訳コーディネーターの雑感
ロシア語の親戚たち
[2010/09/17] イギリスとアメリカでの英語に違いがある、という話は多くの人が耳にされたことがあるのではないでしょうか。
ロシア語を翻訳する場合にも、地方性や親戚関係にある言語を考慮する必要を感じます。なにしろ、ロシア語は地球上の1/6の陸地を占めていた旧ソ連の公用語。ロシア語を知り、翻訳することは、ひいてはスラヴ(スラブ)世界に関わることを意味します。大昔は文字を持たない言語だったロシア語の現在用いられている文字はキリル文字。ベラルーシ語、ウクライナ語、ブルガリア語もキリル文字を基本とする親戚言語です。ブルガリア語の文献翻訳のお仕事を頂いた折りに、お客様が完全にロシア語の文献だと思われていましたことがありました。文字や語彙がほぼ同一なので無理からぬことです。時折、原文が何語かわからないが、というお問合せも頂きます。
ロシア語翻訳を始めとして、ウクライナ語翻訳、ブルガリア語翻訳などのスラヴ(スラブ)系の言語翻訳にも対応しておりますので、お気軽にお問合せ下さい。
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